約 2,249,631 件
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/1383.html
「ああ…ッ!!」 少年、ド・ロレーヌは震えていた。 悪魔と噂される、ゼロのルイズの使い魔を退治しよう! 夕食時、誰とも無くそんな話をし始め、その意見に自分を含め7人の生徒が賛同した。 噂とはいえ、悪魔等と呼ばれる存在が、この学院に居る事が許せない者、ギーシュの仇を とらねば貴族の沽券に関わると憤る者、中にはキュルケがたぶらかされたと勘違いする、 彼女の数多い恋人の一人まで居た。 その結果、2年、3年の生徒で全員ライン以上、トライアングルも二人いるという、 彼らの頭の中では、これ以上ないという面子となった。 勝利を確信し、ゼロのルイズの使い魔をヴェストリ広場に呼び出したのだが… まず最年長で、リーダー格だったぺリッソンが、何も出来ずに変身した使い魔の一撃で 吹っ飛ばされた。次の瞬間、ぺリッソンの傍にいた2人の生徒の杖が断ち切られる。 「俺なら空から攻めるね!」そう自信満々に言って、友人に抱えてもらい7、8メイル の高さに浮いていた3年生が、その場所まで飛び上がった使い魔に杖を破壊された。 吹き飛ばされたぺリッソンが、なんとか起き上がり着地の瞬間を狙えと叫んだ事により、 呆然としていたド・ロレーヌともう一人の生徒が、慌てて呪文を唱え、使い魔に向けて エア・カッターとウィンディ・アイシクルを放つ。そしてその呪文は見事に命中した。 しかしそれだけだった。 「こ、来ないでくれぇ……」 腰が抜け、尻餅をついた格好のド・ロレーヌが氷柱が突き刺さったまま、平気でこちらに 歩みよってくる使い魔に、震える杖を向ける。もう一人の、ウィンディ・アイシクルを 放った生徒と、空を飛んでいた生徒達は既に逃げている。 ルイズの使い魔が、杖をその手につかみ、ドロドロに溶かして行く様を見ながら、 彼は失神し、失禁した。 「以上が昨夜の事件の顛末ですが…どうします?」 「どうしますと言うわれてもの。規定通り罰を与えればいいじゃろう」 ミス・ロングビルからの報告を受け取りったオスマン氏が、めんどくさそうに 指示を出す。 「その…生徒の一人が随分とショックを受けたようで、今も医務室で…」 「あ、悪魔が!蒼い悪魔が僕を殺しに!」 「大丈夫、大丈夫ですから落ち着いてください!」 「あの、すいません…ロレーヌという人はここに」 「GYAAAAAAAAAAAAAA!!!」 「とまあ、イクロー君がお見舞いに行った後さらに…」 「そ、そうか…まあ、あんまり酷いようなら実家に送り返しなさい」 「はい…あの、イクロー君は悪気があったわけじゃ…」 「まぁ、そうなんじゃろうがのう…… おお、そういえば彼との授業はどうなっておるかな?進んどるかね?」 なんだか気まずい雰囲気になったので、オスマン氏が話題を変える。 「ええ、使い魔の特性なのか、覚えが早くて」 「そうでなくて…もう、わかっとるくせに」 このこの!っと、肘でつつくジェスチャーをするオスマン氏。 「気を引くためにいろいろやっとるんじゃろう?彼の反応はどうかね?」 頬を赤らめるミス・ロングビル。 「私はイクロー君とそんな…」 「そう言いながら、少し上着をはだけるぐらいやっとるじゃろう? 『最近温かくなってきましたわね、暑いぐらい』とかなんとか言って!」 その言葉にミス・ロングビルの眉がピクリと動いた。 「…そうですわね、下着が見えるかも?というような感じで足を少し開いてみたり」 「な、ウソじゃろ!?ワシはそんな素敵な瞬間拝んでおらんぞ!?」 「ええ、嘘ですわ。ですがマヌケは見つかったみたいですわね」 部屋が静寂に包まれる。 「………シブイのぅ、君はまったくシブイの」 「やはりあの時見かけたネズミはモートソグニルだったんですね?」 にっこり笑って机の上の文鎮を持ち上げるミス・ロングビルに、オスマン氏が 震える声で告げる。 「ど、道具を使うのはかんべんしてくれんか?」 しばらく考えた後、ミス・ロングビルは文鎮を机の上に戻し、オスマン氏を パワーボムで机にたたきつけた。 「あら、タバサじゃない。風邪ひいたって言ってたけど、もう治ったのね」 自分の部屋に戻ろうと歩いてたキュルケが、廊下を走るタバサを見つける。 先日部屋を尋ねたところ、風邪をひいたから少しの間休むと言われたキュルケは 気にはなったものの、うつるといけないと言われたので、気を使わせるのも悪いと思い、 毎朝様子を見に行くぐらいだったのであるが。 「それにしても、あの子が廊下を走るなんて珍しいわね」 そう考えていると、タバサが角を曲がり姿が見えなくなる。 少し考えた後、キュルケは後を追ってみる事にした。 「う、ウソ…!」 そこで彼女が信じられない光景を見た。 なんとタバサが、育郎に手紙を渡していたのだ、しかも渡した後、タバサは 逃げるように立ち去っている。 ラ ブ レ タ ー ! その様子から、キュルケはその手紙がそれ以外にあり得ないと確信した。 「そんな…確かに恋をするように進めた事はあるけど…彼なんて…」 「タバサ、こっちにおいで…」 育郎の言葉に従い、ベッドの横にちょこんと座るタバサ。 「本当に良いんだね?」 「………」 頬を染め、小さく頷き育郎を見つめる。その瞳には、普段の彼女からは決して うかがうことの出来ない熱が、かすかだが存在した。 「じゃあ…」 育郎がタバサの服を脱がしていく。 「目を閉じて…」 生まれたままの姿になったタバサは、その言葉に素直に従い目をつぶる。 「タバサ…僕の全てを受け入れて欲しい…」 何処からとも無く現れた無数の触手がタバサの柔肌に… 「おお…なんて事なの…あの子の小さな身体じゃ…」 ヨヨヨとその場に泣き崩れるキュルケ。 「全部受け入れたら………きっと壊れてしまう!」 今日も彼女は絶好調であった。
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/459.html
「宇宙空間だと!?」 眼下に地球を見下ろし虚空の暗闇に浮かぶカーズ! ! このままでは地球へ戻れぬ だがカーズは究極生命体 そのIQ400の超頭脳で 打開策を導き出す その間 0.01秒! 「フンッ!体内から空気を噴出させて!その圧力抵抗で軌道を変え!地球へ戻ってやるわ!」 バリッ!背中から6本の管が現れ空気を噴射した!がみるみる顔が引きつり凍結していく! 絶対零度の宇宙空間ではあらゆるものが凍りつく この時点で致命的なチェクメイト!! 「ぎぃゃぁぁあああ!だ…だめか!こ…!凍るッ!く…空気が凍ってしまう!外に出ると凍ってしまうッ!き…軌道を変えられん、も…戻れんッ!」。 己が完全敗北したことをカーズは瞬時に悟る 確かに究極生命体となった自分は無敵 マグマも波紋も太陽光も自分を滅ぼすことは不可能 まさに完全! だが宇宙空間への 追放とは さすがの究極生命体でも予測外の事態 ! 対応不可能! まさか 己を産みだした母なる星の力により このような終焉をむかえるとはぁぁ! ! みるみると地球から遠ざかるカーズ さしもの究極生命体もはやなんの手も打てぬ状況 不死身の肉体も超頭脳も 全てが真空のここでは なんの意味も持たない おのれ下等な人間 ! 宿敵波紋の戦士達!! なぜ この究極生命体となったカーズが敗れるのか この超頭脳をもってしても理解不可能! ! さらに仲間二人の終焉・・・ふと それがカーズの脳裏を横切る 同じ志を持ち一万年以上 自分と共に生きた我が一族の末裔達の姿 彼らの犠牲の上に この究極生命体カーズは存在するのだ 内一人は自分の前で 波紋の戦士に破れ滅び散った なぜか満足そうな表情を浮かべて ・・それもわからぬ!理解不能 この究極生命体 天才カーズの頭脳分析ですら わからぬ!! カーズは2度と地球へは戻れなかった…。鉱物と生物の中間の生命体となり永遠に宇宙をさ迷うのだ。 そして死にたいと思っても死ねないので--そのうちカーズは、考えるのを やめた ・・・・そして 永劫と思える時がカーズに流れた 希望も絶望も感じない状態のままで・・ 可能性にかけてカーズは思考停止する このまま宇宙の終焉まで彼は 永遠に漂流するのか 否っ! 地球はカーズを追放した だが別の世界は必要としていたのだ! ! ・・・・いま希望の扉は開かれる! カーズの進行方向に突如 銀のがま口が出現 それは運命という名の 必然! ! ! first kiss から始まる ある少女と奇跡の命のstory! ! これは究極ゆえ 地球から追放されたが故に 異世界にはその存在を許されることになった ある生命体の物語だ! ! ゼロの究極生命体 re start 異世界 戦闘潮流
https://w.atwiki.jp/aomaru/pages/31.html
第四章サブクエスト 1日目旧市街の復興 チャリティイベントへの協力 生き別れの父の捜索 古戦場の捜査 ノックス森林道の手配魔獣 医療物資の捜査(隠し) 2日目ジオフロントC区画の手配魔獣 ガイ・バニングス殺害事件の検証(隠し) 1日目 旧市街の復興 期間:短 発生時期:4章1日目 捜査手当:3000ミラ 取得DP:5(+4) 旧市街の《ギヨーム工房》へ入り、親方に話しかけると開始。 旧市街復興のために3ヶ所で手伝い、必要な素材を集めることに。 クエストを受けた状態でプールバー《トリニティ》のカウンターにいるリャンに話しかけると『甘露≪紫紺≫』を6個貰える。 ギヨーム工房 『Uマテリアル』10個を親方に渡せば完了。 Uマテリアルは下記の廃品回収で4つ回収できる。 《ロータスハイツ》の炊き出し 《ロータスハイツ》に入り、右下の部屋のアゼル(金髪の男性)に話しかけると、炊き出しの材料調達を頼まれる。 一応、調達費として500ミラ貰える。 隣にいるタントス老人にも話かけると追加で材料を頼まれる。(追加DP獲得要件) 頼まれた食材が揃ったらアゼルに渡し、完了。 にがトマトペーストがあるとDP+1。 【必要なもの】 魔獣の獣肉とペースト以外は、東通りの露店・百貨店の食料品売場などで購入可能。 五穀味噌x10 百薬清酒x10 ホットペッパーx30 セサミオイルx10 暗闇茸x30 万能ネギx30 プチキャロットx30 魔獣の獣肉x10(【古戦場の捜査】で出現するドーベンカイザーがドロップしやすい ) ( [[交換屋]]ナインヴァリで「霜降りヒレ肉x6 セサミオイルx5 ハニーシロップx5」で交換可 ) にがトマトペースト(タントス老人に話しかけた後、行政区ドリンクスタンドのクロマから入手) 《メゾン・イメルダ》跡の廃品回収 《メゾン・イメルダ》跡へ行き、カノン(緑髪の子供)に話しかける。 ギヨーム工房の親方と話し、「金属探知機のことを聞く」を選んで金属探知機を借りる。 外へ出て、△+Lボタンで反応があるところを探し、ある程度集まったらカノンに渡して完了。 渡した廃材の量に応じてDPボーナス? 【廃材やアイテムの場所】(合計で廃材10個、Uマテリアル4個) 《ロータスハイツ》前右のベンチに「廃材」 《ロータスハイツ》前右のベンチから下の焦げ跡に「廃材」 《メゾン・イメルダ》跡地の左側にある外壁の残骸に「廃材」 《メゾン・イメルダ》跡地右奥の床に「廃材」 《イグニス》入り口のドラム缶に「廃材」 《イグニス》入り口付近の南にある凹んだ屋根に「廃材」 破壊された倉庫(旧市街右下奥)の前にある木箱に「Uマテリアル」 破壊された倉庫の前にあるスロープを登った先にある宝箱の手前の壁に「Uマテリアル」 ジオフロントD区画入り口右の壊れた家前に「廃材」 ジオフロントD区画入り口のゴミ箱に「Uマテリアル」 《ギヨーム工房》右の坂にある焦げ跡に「廃材」 《ギヨーム工房》左下の木箱に「廃材」 《トリニティ》前の木箱に「廃材」 《トリニティ》左の隠し通路の先にある焦げ跡に「Uマテリアル」 3ヶ所の手伝いを完了後にアッバスへ報告すると支援要請達成。 達成後にアッバスに話しかけると、ポムっと!の『アッバスのアカウント』を取得。 達成後に鍋の前にいるアゼルに話しかけると『強壮にがトマ豚汁』か『あったか豚汁』を6個取得。『にがトマトペースト』を入手した場合は『強壮にがトマ豚汁』、しなかった場合は『あったか豚汁』になる。 チャリティイベントへの協力 期間:短 発生時期:4章1日目 捜査手当:3000ミラ 取得DP:4(+1) 行政区《クロスベル市民会館》へ入り、受付の前にいるモルス老人&ロイに話しかけると開始。 『ウェイトレス』『職人』『メイド』『シスター』を職業とする参加者を集めることに。 中央広場のオーバルストア《ゲンテン》にいるウェンディに話しかける。(職人) 東通り《龍老飯店》にいるサンサンに話しかける。(ウェイトレス) 住宅街《マクダエル議長邸》にいるジョアンナに話しかける。(メイド) クロスベル大聖堂の礼拝堂で、リースに話しかける。(シスター) ※各職業、他にも候補はいるが、話しかけなくてもDPに影響なし。捜査手帳への記載も無い。 行政区《クロスベル市民会館》へ戻り会話すると、ミスコンを開始出来る。 ケイト巡査が出場できなくなるので、支援課メンバーから誰がミスコンに出るかを選択。 ※男性陣を選んでも会話後再度選び直すだけなので、一通り見る価値はある。 ミスコンの途中で選択肢。選択したキャラごとに選択肢が違うが、正解のほうは全員同じ。 アピールメッセージ 逮捕の宣言でアピール その後、リースと選択したキャラ以外の投票先を選択する。 アピールで正しい選択肢を選んだ場合は、結果発表で「ミスコン特別賞記念盾」を入手。 イベント後、投票先に応じた記念品を貰い、完了。 クエスト完了後にミスコンに参加したメンバーの絆値が上昇する。 投票先 報酬 既定取得数 釣り 餌付け 交換屋使用 シンシア 精神3 2個 × × ○(幻朧) アイリス 防御3 3個 ○ ○ × サンサン 攻撃3 2個 ○ ○ × ウェンディ 回避3 2個 × × × ジョアンナ HP3 1個 × ○ × 参考情報として上表に既定取得数、釣り、餌付け、交換屋使用を追記する。 (既定取得数=ゲームクリアまでに「宝箱」「イベント戦敵ドロップ」「キャラ再加入時」に取得できる合計数) 生き別れの父の捜索 期間:短 発生時期:4章1日目 捜査手当:3500ミラ 取得DP:4 東通りの宿酒場《龍老飯店》の一番奥の部屋にいるアルム&エアリーに話しかけると開始。 旧市街の《ロータスハイツ》入り口正面の扉を調べる。 西通りのアバルトメント《ヴィラ・レザン》の1Fの部屋にいるルーヴィック老人と会話。 アルモリカ村に到着するとイベント。 宿酒場《トネリコ亭》主人のゴーファンと会話後、村の北東にある養蜂場の小屋を調べる。 村長宅でトルタ村長から話を聞くとイベント後に完了。 古戦場の捜査 期間:短 発生時期:4章1日目 捜査手当:5000ミラ 取得DP:4 タングラム門の2F司令室でダグラス副指令に話しかけると開始。 ※この支援要請を受けないと古戦場に入れない。 アルモリカ村の手前の分岐点から古戦場に入り、北側のルートを進んで太陽の砦方面へ。 南側は地下道まで行けるが、扉が閉まっておりその先へは行けない。(釣りポイントは地下道にある) 宝箱の中の敵を除き、古戦場を徘徊する敵は全てドーベンカイザーになっている。 太陽の砦の入口へ通じる門のマップへ入るとイベント後に戦闘となる。 戦闘:ドーベンカイザー×6、ヘルハウンド 第2章のアイスコンドル戦同様、取り囲まれた状態で戦闘開始。 ヘルハウンドは全状態異常・遅延・能力低下無効。水属性が弱点。ノックバック耐性あり。通常攻撃と「空牙」がメイン攻撃だが、攻撃力がかなり高く厄介。 ドーベンカイザーには弱点は無いが、状態異常耐性も無い。通常攻撃と「空牙」のみ。 真ん中に固まって補助を固め、敵が中心に集まってきた時にノエルのSグレネードⅡで眠らせるとよい。 また、アラウンドノア+バーニングレイジⅡでほぼ一掃できる。 戦闘前に「ボスさえ倒せばいい」との台詞があるが、全員倒さないと戦闘は終了しない。 戦闘後にイベント。 自動でタングラム門へ戻り完了。 この支援要請達成後、古戦場の魔獣が本来のものに戻り、ドーベンカイザーは出現しなくなる。 - ◇宝箱 アルモリカ古道 ◇宝箱 アルモリカ古道 アイテム 入手場所 備考 メーガドゥータ 古戦場入り口付近 EPチャージⅡ 古戦場入り口付近 ここまで宝箱全て取って54.0% - ◇宝箱 古戦場 ◇宝箱 古戦場 アイテム 入手場所 備考 サニーペンデュラム 第一MAP南側の朽ちた建物の中 キュリアの薬 第一MAP南側の出口付近 EP3 南ルート 第二MAPの南側階段下 カースシールド×8 ナイトレガース 南ルート 第二MAPの階段上南側突き当り奥 EPチャージⅢ 南ルート 第二MAPの北側階段上の奥の途中 各セピス×100 第一MAP北側奥の分岐付近 ティア・オルの薬 第一MAP北側の分岐左の途中 精神3 北ルート 第二MAP北側階段を登って西側 アセラスの薬 北ルート 第二MAP北側階段を登って東側 各セピス×150 北ルート 第二MAP北側階段を登って道なりに直進奥 フラグメント 北ルート 第二MAP 中央奥の階段を登って奥の隠し通路先 煉獄麻婆≪閻魔≫ 北ルート 第三MAP(太陽の砦前MAP) 右側 【古戦場の捜査】終了後に再訪 虎威 北ルート 第三MAP(太陽の砦前MAP) 左側階段の奥 【古戦場の捜査】終了後に再訪。ズゥ×4 ここまで宝箱全て取って58.5% - ◆戦闘手帳 古戦場 ◆戦闘手帳 古戦場 名前 備考 ドーベンカイザー 支援要請【古戦場の捜査】中のみ ヘルハウンド 支援要請【古戦場の捜査】BOSS ヴァンパイアソーン カースシールド 物理反射 リヴィングトーテム セピスデーモン スィトマトマン ヴァンパイアソーンのお供 ズゥ ノックス森林道の手配魔獣 期間:短 発生時期:4章1日目 捜査手当:5000ミラ 取得DP:4 ノックス森林道へ。 西クロスベル街道方面から入った1マップ目の中央上に該当魔獣のヘカトンケイルがいる。 戦闘:ヘカトンケイル×3 空属性が弱点、地水火風属性に耐性。全状態異常・能力低下無効。遅延のみ有効。 通常攻撃のみだが、気絶効果と強い吹き飛ばし効果がある。 開幕Sブレイク連発で1体でも倒しておくと楽になる。 撃破後、『封魔の刃2』を入手。 - ◆戦闘手帳 ノックス森林道 ◆戦闘手帳 ノックス森林道 名前 備考 ヘカトンケイル 医療物資の捜査(隠し) 期間:短 発生時期:4章1日目 捜査手当:4000ミラ 取得DP:5(+2) お見舞いの後、1Fエレベータ前にいるクラーク事務長たちの『医療物資関連の話』を聞く。 クロスベル空港でビリーとリカルドに話しかけると開始。 中央広場のフランツ巡査から黒い運送車の目撃情報を得られる。 (DPには影響なし。捜査手帳には記録される。) 導力車に乗ってタングラム門に向かう。 必ず導力車に乗って行くこと。導力車以外で行くorベルガード門へ行くと任務失敗。その他の場所なら寄り道は問題ない。 イベント後、戦闘。 戦闘:ブレードクーガー×5 水・火属性弱点、全状態異常・能力低下無効。遅延のみ有効。 囲まれた状態で戦闘開始。 攻撃手段は第3章の時と変わらないが、状態異常に耐性ができている。即死技を使うので対策を忘れずに。 ロードインフェルノ等の全体魔法が使えるとそれだけで殲滅出来る。 戦闘後にイベント。自動で聖ウルスラ医科大学へ移動し完了。 - ◆戦闘手帳 タングラム門 ◆戦闘手帳 タングラム門 名前 備考 ブレードクーガー 2日目 ジオフロントC区画の手配魔獣 期間:短 発生時期:4章2日目 捜査手当:5000ミラ 取得DP:4 デヴァイン・デルフがいるのは、リフトで00から05へ移動した場所。(BOSSを倒したところ) デヴァイン・デルフ×3 攻撃 詳細 通常攻撃 吹き飛ばし スマートボム 攻撃:中円、暗闇/封技[3] ディフレクションバリア 補助:自己、完全防御[1] 弱点は水属性、全状態異常・遅延・能力低下無効。 ピクシィのマスタークオーツと精神2と駆動2をつけて、水×9 風空×3で使えるダイアモンドダストがおすすめ。封魔の刃2+HP2+移動2などでもよい。 撃破後、『縛魔』のクオーツを入手。 - ◆戦闘手帳 ジオフロントC区画 ◆戦闘手帳 ジオフロントC区画 名前 備考 デヴァイン・デルフ ガイ・バニングス殺害事件の検証(隠し) 期間:短 発生時期:4章2日目 捜査手当:5000ミラ 取得DP:5(+2) 遊撃士協会のイベント後、クロスベル大聖堂の墓地(ガイの墓前)にいるニールセンに話しかけると開始。 これまでのニールセンからの依頼を全て達成しておく必要あり ガイはマフィア、もしくはD∴G教団の関係者に殺された? 両者ともあり得ない ガイは帝国か共和国の関係者に殺された? 可能性は低い では、他に考えられる犯人像は? ガイが警戒しつつも、よく知る人物 なお、この依頼の達成は実績『解き明かせし者』の取得に不可欠。
https://w.atwiki.jp/gundamwarnexa/pages/903.html
吃驚ブロッカー 吃驚ブロックをするユニット、またはその可能性を持つデザインがなされたカード。 クイックと戦闘配備を両方持つもの以外にも、改装などを利用しても良い。 読みは「びっくりブロッカー」 参考 用語集
https://w.atwiki.jp/kumap/pages/29.html
あらぶる光の地図Lv86(通称:熊本産ロッカー) 地図名:あらぶる光の世界Lv86 発見者:ジュエル 場所:カズチィチィ南(5A) 地形:遺跡(敵ランク最高) ボス:B15F 邪眼皇帝アウルート 内容:S4A6 即げんま(B4) 即オリハルコン(B8,B9) 即ひかりの杖(B13) 備考:川崎ロッカー同地図 階段近くにSA箱多くマラソンしやすい
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/505.html
「女神の杵」―ラ・ロシェールにおいて貴族専用ともいえる宿である。 そこに手紙取り戻し隊の一行が宿泊する事になり ワルドとルイズが桟橋へ乗船の交渉を行っていたが困ったような顔をして戻ってきた。 「やれやれ…アルビオンにわたる船は明後日にならないと出ないそうだ」 「急ぎの任務なのに…」 「『兵は神速を尊ぶ』…オレの世界の兵法家の言葉だがどうして船が出ねーんだ?」 その疑問にワルドがプロシュートに向き直り答えた。 「明日の夜は月が重なるだろう?『スヴェル』の月夜だ。その朝アルビオンがラ・ロシェールに最も近付く」 「……アルビオンがラ・ロシェールに最も『近付く』だと?どういうこった?」 「アルビオンを知らないのかい?まぁ見れば一目で分かるさ」 そう言いながらワルドが鍵束を机の上に置く。 「キュルケとタバサが相部屋だ。そして、プロシュートは一人」 「あたしはダーリンと一緒でもいいわよ?」 「床以外で寝るのは久しいから邪魔されたくねぇんでな…」 組織を裏切ってから安眠などとはほとんど無縁だったが、プロシュートもやはり人の子、休息というものを体が欲しがっていた。 「僕とルイズは同室だ。婚約者だからな。当然だろう?」 ルイズがはっとして、ワルドを見る。 「そんな、ダメよ!まだ、わたしたち結婚してるわけじゃない!」 ワルドが苦笑しつつ首を振って、ルイズを見つめた。 「きみが思ってるような事はしないさ。大事な話がある、二人だけで話がしたい」 さすがに貴族を相手にするだけの宿のことはあり各人の部屋は立派なものだ。 グラスにワインを注ぎ二つの月を見ながらそれを飲み干す。 「ペッシ、メローネ、ギアッチョ、リゾット…まだ生きてるんだろうな オレが戻った時に全滅してやがったらただじゃあおかねーぜ?」 プロシュートがここに召喚されてからかなりの時間が経過している。 ボスの娘を奪おうとしてから僅か2日足らずでホルマジオとイルーゾォが敗北したのだ。 ましてや自分すら召喚されなければ死んでいた。他の仲間の安否が気になるのも無理は無い事だった。 その思いを振り切るようかのようにもう一杯ワインの飲み干しスーツを脱ぎベッドに潜り込むが、しばらくすると 「……くそ…気持ち悪りぃ…」 ボスを裏切ってブチャラティと戦うまでは追っ手を警戒し、ハルケギニアに召喚されてからは床の上 安眠とは程遠い生活を送っていた上に貴族用のベッドの感触に慣れていないためだ。 だが頭が睡眠を求めておりしばらく耐えているとアルコールが廻ってきたせいもあり強烈な睡魔が襲ってきた。 「難儀な生き物だな…暗殺者…っての…は……」 そう呟くと意識を闇に手放した。 別の部屋ではルイズとワルドが話をしている。 そうして一通り思い出話を終えた後ワルドが意外な事を語りだした。 「きみの使い魔の左手のルーン。あれはただのルーンなんかじゃあなく伝説の使い魔の印さ」 「…伝説の使い魔?」 今一理解できないといった具合にルイズが聞き返す。 「『ガンダールヴ』の印。始祖ブリミルが用いたもので 誰もが持てる使い魔じゃあない。つまりきみはそれだけの力を持っているんだ」 プロシュートは確かにメイジ達とは違う何か別の能力を持っている だけど、そうだったとしても信じられなかった。自分は魔法の使えないゼロのルイズ しかもあの使い魔を制御すらできていない。ギーシュを返り討ちにして殺したり姫様の左手を踏みつけたりその度に寿命が縮む思いをしているのだ。 とてもじゃないけど、ワルドが言うような力が自分にあるとは思えない。 「この任務が終わったら、僕と結婚しようルイズ」 そう思っていると唐突にワルドにプロポーズをされ思考が乱れうまく返事ができなくなる。 必死になって考えるが心の底に引っかかっていた言葉を思い出す。 『オメー自身の心が『成長』しなけりゃあまた『ゼロ』と言われるだけだッ』 あの時は魔法が失敗した事もあり半ば無視していたが、初めて使い魔…いや人に本気で怒られた。 家族や教師達から怒られた事はいくらでもある。でも、あんな風に怒られた事は一度も無かった。 「…まだ、わたし心が成長できてない」 ルイズが顔をワルドに向け真剣な顔でそう答えた。 フーケの時もそうだ。ゼロのルイズと呼ばれたくないがため無謀にゴーレムに魔法を使い危うく踏み潰されるところを助けられた。 プロシュートがいなければゴーレムを倒すどころか下手すれば全滅していたのだが『その覚悟があればゴーレムを倒せる』と言われた。 それでゴーレムを倒せたのだが一人では何もできないという事を痛感させられたのでもある。 「…分かった、取り消そう。今、返事をくれとは言わないよ。でも、この任務が終わったらきみはこれを受けてくれると思っている」 ベッドに向かい目を閉じたが幼い頃あんなに憧れていたワルドからの求婚に応えれなかったのか自分でも不思議だった。 その理由が分からなくなりその考えを打ち消すが次に浮かんできたのは自分の使い魔の事だった。 自分だけではなく姫様にすら本気で怒りをぶつけたあの使い魔の事を。 ただ叱るだけではなく、自分が成長する事を望んでいるかのように感じたのだ。 「カトレア姉様が健康で男だったらあんな風に叱ってくれたのかな…」 病弱ながら誰であろうと分け隔て無く接する優しい姉と誰であろうと臆す事なく真剣に怒り成長を望むプロシュートが被った気がした。 眠りに身をゆだねるがルイズは知らない。プロシュートが別の世界でも『兄貴』と呼ばれ慕われていた事を。 ―翌朝― ガバァ! 「…………たっく」 ベッドから跳ね起きるようにして目が覚めたプロシュートが辺りを見回すようにしてベッドから降りる。 「……こっちに来て以来だが…しょうこりもねぇ夢だ」 また、初日に見たあの夢を見たのだ。 不安を打ち消すかのように窓を開け、新しい空気を肺に入れると少しだけだが気が楽になった気がした。 着慣れたスーツを着るが昨日の崖滑りで少しだけ汚れが付いている場所を見付けた。 「さすがに一着だけじゃあな…似たようなヤツを作れれば問題ねぇんだが」 汚れは落とせる、だが傷はそうはいかない。ある意味自分の身が傷付くより厄介な問題だった。 実にイタリア人らしい思考を巡らせている時ドアがノックされた。 「…誰だ?」 「相変わらず用心深いね。ワルドだ、少し話があるんだがいいかい?」 「何の話だ?」 ドアを開け向かい合うワルドとプロシュート もし、二人とも貴族と認識されていればこの場を目撃した女性達から黄色い歓声が沸きあがるのはほぼ確実の光景である。 「きみは伝説の使い魔『ガンダールヴ』なんだろう?」 だが、その問いにプロシュートが瞬時に反応するッ 「テメー…その話誰から…いやどうして知った?この事はオスマンのジジイとコルベールとかいう禿しか知らねーはずだぜッ!?」 一瞬で空気が張り詰める。老化能力はともかく印に関しては自分ですら最近知ったのにこの男がそれを知ってるはずはないと思った。 「…フーケを尋問した時に君の印について知った。それで王立図書館で君の事を調べたら『ガンダールヴ』にたどり着いたというわけさ」 「あいつか…まぁ確かに見られてても不思議じゃあないが」 「それにルイズから聞いたが異世界から来たそうじゃあないか。 正直なとこ興味がある。そしてあの土くれを捕まえた腕を知りたいんだ。手合わせ願いたい」 「……いいだろう、互いの戦力を知るいい機会ってもんだからな」 実際、ここに来てメイジとの戦闘経験は乏しいと言ってもいい。 フーケの時はメイジというよりゴーレムを相手にしギーシュでは弱すぎて話にならない。 そういった意味で隊長級のメイジの実力を知っておく丁度いい機会だと思い了承した。 「中庭に練兵場がある。そこでやるとしよう」 練兵場でギャングと貴族が向かい合う。正直言って異質だ。 持ってきたデルフリンガーを抜くとワルドがそれを制止した。 「立ち合いにはそれなりの作法がある。介添え人がいなくてはね。呼んであるからそろそろ来るはずだ」 「来いっていうから来てみれば…一体何を?」 そこにルイズがやってくるがデルフリンガーを抜いたプロシュートを見ると気付いたように顔を硬直させた。 「彼の実力をちょっと試したくなったんだ」 その言葉にこれが決闘だという事を悟り慌ててプロシュートを見る。己の使い魔が決闘であれば容赦しないという事を知っているからだ。 目は鋭くなっていたが殺意は持っていない。だがそれでも止めようとした。 「やめなさい。これは命令よ?」 「手合わせだ、オメーが心配することでもない」 殺意は持っていないが目は本気だ。止められない事を悟り数歩下がった。 「では、介添え人も来た事だし始めるとしようか」 だが、それもまた別方向からの声に止められることになった。 「珍しくルイズが早起きしてるから尾けてきたけど…面白そうな事してるじゃない」 声の主の方向を見る。そこに剣を持ったキュルケと眠そうにして本を開いているタバサが居た。 「…なにしにきたのよ?」 「これを渡しに来たのよ。あの時勝ったのはあたしなんだから文句無いわよねヴァリエール」 そう言ってプロシュートに差し出した剣はデルフリンガーより刀身が二周り程小さいが真新しい剣だった。 その剣をプロシュートが見ているとデルフリンガーが口を開く。 「兄貴ィ…まさか俺の出番これだけ?」 「あっちの方が使い回しが良さそうだからな」 「なんたる差別!ああブルジョワジー!ブルジョワーヌ!!」 わけの分からない事をわめくデルフリンガーを後に改めてワルドに向き直る。 「手加減は無用の隙を生むからな…悪りーが本気で行くぜ」 「構わぬ。全力でこい」 その言葉と同時にプロシュートが飛ぶようにして距離を詰める。 片手で持った剣で切りかかるそれを杖で受け止められた。 だが受けられたと同時に足払いを繰り出す。ワルドがそれを後ろに飛ぶようにしてかわすと構えを整えた。 無論距離を取られる事を黙ってみているプロシュートではない飛ばれると同時にまた距離を詰める。 「遠距離型に距離を取られるのは厄介だからな…」 要は近距離パワー型と遠距離型スタンドとの戦いと思えばいい。 近距離型が攻撃の為に距離を詰めれば遠距離型が間合いを取ろうとする。 だがこの男は近距離戦闘にも精通している。そこが厄介だった。 ワルドが杖を突き出すがそれの手を己の手で弾き軌道を反らし一瞬だが体勢が崩れたところに蹴りをブチ込む。 「っ~~~がッ!…速いな動きも素人のものじゃあないし、今の蹴りにしても剣で斬るよりも短時間で攻撃できるものだ」 だがワルドもただでは済まない、蹴られた反動を利用してかなり距離を開けていた。 「しかし、それだけでは本物のメイジには勝てない」 その言葉を無視し距離を詰める。 ワルドが突きを繰り出す。だがさっきの突きと違い軽いが速度を重視したものだ。 (この突き…ダメージを与えるためのものじゃあねぇな) 常人には見えない程の突きだったが防御に徹すればS・フィンガースのラッシュを捌けるのだ。 まして印の効果で本体の能力が上がっているためこれは致命傷にならないはずだった。 「デル・イル・ソル・・・」 だがそこにワルドの呟きが聞こえこの突きが一定の動きを以って行われている事に気付く。 「魔法かッ!」 聞き慣れない言葉を聞き瞬時にそう判断し今度は逆にプロシュートが距離を取る。 どんな魔法か知れないがあの至近距離で魔法を受けるのはヤバイと感じた。 「ラ・ウインデ…」 距離を取った瞬間空気が爆ぜプロシュートに向かってきた。 『エア・ハンマー』― 殺傷能力は無いが膨大な空気の質量を相手にぶつける強力な魔法だ。 「このまま『エア・ハンマー』に吹き飛ばされる確率90% 残るは右に身をかわす確率5%、左に身をかわす確率5%」 いつの間にか本から目を離したタバサがそう解説していた。 「右か左へかわして直撃は避けても体勢を崩すのは確実。その隙にワルド子爵が追撃を仕掛けるのは当然」 キュルケの目に一瞬タバサがサングラスをかけているような気がしが多分幻覚だ。 しかしプロシュートは…… 地面に向け剣を思いっきりブッ刺したッ!! 「それでいい。それがBEST」 何かもうタバサが今にもコォォォォオオという呼吸を始めそうだが気にしない。 『エア・ハンマー』がプロシュートを襲うが一瞬早く剣を楔のように打ち込み立ち向かうかのように暴風と向き直る。 瞬間、プロシュートの体が暴風に包まれ吹っ飛ばされそうになるが地面に打ち込まれた剣を支えにしているためそれには至らない。 ビキィ ビシ ビシ だがそこにプロシュートの耳にギアッチョが氷をブチ割るかのような音が聞こえ―― バッギィーーz__ン 「何ィ!?」 甲高い金属音が鳴り響く。剣が折れた音だ。 空気の大半は後ろに流れていたため吹き飛ばされはしないが剣が地面に打ち込んだ先を消失させていた。 「……リゾットが作ったナイフの方が丈夫じゃあねーか」 「武器を折ったからには勝負あり…だ」 そう言いながらワルドが杖を向けてくる。 「確かに君は強い。動きも素人のそれじゃあない。 だがそれだけではメイジには勝てない。つまり君ではルイズを守れない」 折れた剣キュルケに返しているプロシュートを尻目にワルドとルイズが問答を繰り返しているがワルドに引っ張られるようにしてそこから去った。 スーツに付いた埃を払っていると今まで黙っていたデルフリンガーが口を開く。 「あっぶねー…俺下手したら折れてたんだよな… しっかしあいつ強いな。スクゥエアクラスかもしれねぇが…兄貴どうしてあの化物を使わなかったんだ?」 「手合わせで自分の能力をバラしたくねーからな。切り札は本番まで取っておくもんだぜ」 グレイトフル・デッドを使えば勝てただろうがあくまで手合わせだ。 能力を見せる必要も無いと思い本体のみの攻撃でカタを付けるつもりだった。 「それに、向こうも手の内を見せてねー感じがしたからな」 「そういうもんかね。まぁ次は俺を使ってくれよ兄k……」 そう言い終える前に鞘に戻し部屋に戻る。 だがその後ろで折れた剣を持ったキュルケがあの武器屋をどうしてくれようかと心の炎を燃やしていたのは知る由もない。 プロシュート兄貴 ― スーツ手に入れ隊結成(現在隊長のみ) ←To be continued 戻る< 目次 続く
https://w.atwiki.jp/turuturutyan/pages/52.html
条件 5vs5 配置、手順 1、SR1、AR1でロッカーを取りに行く B下 AR1 A SR1AR1 必要スキル AからBロンへのグレ 特徴 長所 相手の行動範囲制限 Aラッシュされてもすぐ後ろからつける 短所 ロッカーからのBラッシュとぶつかるのでメイン武器を構える 潰されるとBポを取られてしまう
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/7009.html
「戦闘妖精雪風」よりメイヴ雪風を召喚 ゼロの戦闘妖精-01 ゼロの戦闘妖精-02 ゼロの戦闘妖精-03 ゼロの戦闘妖精-04 ゼロの戦闘妖精-05 ゼロの戦闘妖精-06 ゼロの戦闘妖精-07 Intermission 01 Intermission 02 ゼロの戦闘妖精-08 ゼロの戦闘妖精-09 ゼロの戦闘妖精-10 ゼロの戦闘妖精-11 ゼロの戦闘妖精-12 ゼロの戦闘妖精-13 Intermission 03 ゼロの戦闘妖精-14 ゼロの戦闘妖精-15 ゼロの戦闘妖精-16 ゼロの戦闘妖精-17 ゼロの戦闘妖精-18 その1
https://w.atwiki.jp/yarumono/pages/59.html
,ィi __ / i .! |', >、 , ---- 、イ / .| l ', .,イ i / .| /i _ iヘ i ', i | ./ _ ! / ,' 、 -=ミ、 >'´ { ヘ ∨ヽ', ヘ i j ./ jハ|/ ' j.i } i >'´ ∨ノヘ ∨∧ ヘ'. // ./ ./¨il / ノ./ /./>'´ / ヽ --` .、 ヽ7、 _; -- l | /i / / i/_,. イ/_,. - '>'´ 7' ハヽ _ _ _ _ j_ ._,.-V` .、{. 、_/_,ィイ∨ 、 ,.イ--t--‐' ´ >'´ { ム.{ V ヘ _/ V .|>r、--'∠zソ />'テ'>、 | >'´ ∧ >‐‐' ニ彡i, イヘ'ヘ ̄¨>ー-- ニ-、__. イ 、 イ >'´ ``、 i' ̄`` ヽ、__,. `==y===≦¨´ ハ 、 ヽ>'´ _, --.、 ,ィヘヽ ∨ ヽ-‐' | ∨ .', >'-ニ彡 /--‐ '\ , イ ヘ∨ `ヽ i } | .i j ノ__, イ , イ ,イ /.イ / ∨'、 j | 7--‐'イ¨`T'  ̄ ``ヽ、 / イ / _ >' ̄ヽ___/、____/イ /_, イ { \ヽ / イ / |', -=ニニ  ̄___,. < / \ .i | >' \ i V___,/ \ ./ | ヽ イ ‐--.、/_ > .、 i { / j ∨ ヽ,.ィ´ i / ./ ヽ ``ヽ、__,.イ > 、_ .ノ >- .___ ヽ_∧ ∨ ∨ 7---< / . イ `ヽ、 _,. -/ / ヽ、 j! j≧´ ./ /イ[][][][][][] [][][][][][] [][][][][][] [][][][][][] [][][][][][] [][][][][][] [][][][][][] [][][][][][] 名前 ゼロ LV - HP1400 MP0 種族 ロボット 【備考】やる夫のペット リュカ先生からもらった勇敢そうな卵から生まれた。 PTメンバー枠を使わないペット枠として冒険に参加する。 【装備】 ゼットセイバー/ゼロが持っていた剣、光で刃を作る。 【魔法】 なし 【所持スキル】 戦闘支援/やる夫の攻撃時、中確率で追撃を行う。 真・メシアモード/全能力が3段階アップし、2回行動や切り払い、龍炎刃、雷神撃などのスキルが使用可能になる。 幻夢零/巨大な剣気で相手を両断する。1戦闘1回 +真・メシアモード 名前 ゼロ(真・メシアモード) LV - HP1400 MP0 種族 ロボット 【装備】 ゼットセイバー/ゼロが持っていた剣、光で刃を作る。 【魔法】 なし 【所持スキル】 かばうEX/味方が受けるすべてのダメージをかばう。 龍炎刃/火属性の攻撃。 氷烈斬/氷属性の攻撃 雷神撃/雷属性の攻撃 真・滅閃光/地面に拳を叩きつけ、敵全体に無属性のエネルギー弾をぶつける。 切り払い/中確立で敵から受ける全ての攻撃を切り払う。 二回行動/1ターンに二回まで行動できる。
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/1250.html
6話 ヴェストリの広場は、魔法学院の「火」の塔と「風」の塔の間に位置する、西側の広場である。 この場所は西側ということもあって、日中はあまり日が差さない。 つまり目立ちにくい、ということで、決闘なんてことをするのにはうってつけの場所である。 ……はずだったが。 「諸君、決闘だ!」 などとのたまって薔薇の杖を掲げる目立ちたがり屋のおかげでヴェストリの広場はまさに大盛況、 前後左右人だらけ――まあ生徒ばっかりだが、とにかくそういう状況になってしまった。 目立ちたがり屋とは、言うまでも無くギーシュのことである。 そして前述したとおりにギーシュが杖を掲げてカッコつけた台詞を吐くと、 周囲の生徒達から大きな歓声があがった。 「ギーシュが決闘するんだってよ!」 「相手はルイズだ!」 「魔法使えないのに決闘するのかよ!?」 「いや、ひょっとしたら決闘するのはルイズの使い魔なんじゃないか?」 「ペリッソンを気絶させたヤツじゃないか! ギーシュは大丈夫なのか?」 「キノコを最初に食べた者を尊敬する……」 「族長(オサ)! 族長(オサ)! 族長(オサ)!」 そんな歓声に、ギーシュは満面の笑みで手を振って応える。 そして、それから広場の反対側に立つルイズをぐっと睨みつけると、広場の中心に向かって歩を進める。 ルイズもそれを見て、広場の中心へと歩き出した。 ホワイトスネイクは、ルイズの後ろに空中を滑るように移動して続く。 「とりあえず、逃げずに来たことは褒めてあげるよ、ルイズ」 「私のほうこそ、コソコソ逃げなかったあんたに感心してるぐらいよ、ギーシュ」 まずは舌戦。 古来より続く、戦いの基本である。 ここでガマンが効かなくなってうっかり攻撃を開始しちゃったりすると、 相手の策にハマったりして大変なことになるものなのだが―― 「っ! ……いいだろう、そこまで大口が叩けるなら、準備は万端のようだな!」 ギーシュはルイズの安い挑発にあっさり乗ると、杖を振るう。 その動作で、杖から一枚、花びらが地面に舞い落ちると―― 「……ホウ」 「それ」を見たホワイトスネイクが、感嘆した様子で声を漏らす。 ギーシュの杖から舞い落ちた花びらは地面に落ちると同時に、甲冑を着た女戦士の人形に姿を変えたのだ。 その高さは人間とほぼ同じ。 その表面は深い緑色――青銅色に輝いている。 「僕は『青銅』のギーシュ。君が魔法を使えようと、使えなかろうと、 僕はこの青銅のゴーレム、『ワルキューレ』でお相手するよ、ルイズ」 (『青銅』……ト名乗ッタナ、アノ小僧ハ。 ツマリアノ人形……『ゴーレム』、ダッタカ? アレハ青銅デ出来テイルノダナ) ギーシュがカッコつけた口上を聞いて、ホワイトスネイクはそんなことを思った。 そして一方のルイズは、 「ホワイトスネイク」 「何ダ、マスター?」 「あんたに命令するわ」 来たな、とホワイトスネイクは思った。 マスター、もといルイズは魔法を使えない。 どんな魔法を使っても、きっと授業のときのように爆発する。 だとすれば……あの青銅のゴーレムに勝つ手段は、ルイズにはない。 それでもルイズがギーシュに勝とうとするなら、自分に――ホワイトスネイクに、頼るしかない。 だからきっと、「わたしの代わりに戦いなさい」と命令するだろう。 その方が確実だし、決闘でぶちのめす、という目的も果たせるからだ。 そう、ホワイトスネイクは考えていた。 「私が戦える限り戦い切るまで、あんたは手を出しちゃダメ」 しかしルイズの命令は、ホワイトスネイクにはまったく意外なものだった。 つまり、ルイズは自分であの青銅のゴーレムと戦おうと言うのだ。 無謀にも程がある。 勝算はあるのか、何故そんな意味のない事をするのか。 そういう言葉が口をついて出かけたが、ぐっと堪える。 自分はスタンドだ。 スタンドは本体に意見などしない。 スタンドは本体の力そのものでしかない。 力は、持ち主に意見しない。 そう言い聞かせて、自分には到底理解できないであろうこの命令を、 「……了解シタ」 渋々ながらホワイトスネイクは了解し、自分自身を解除した。 ホワイトスネイクの姿がルイズの背後からフッと消える。 それを見て、今まさにワルキューレをけしかけようとしていたギーシュは、 「ルイズ、君は使い魔を引っ込めるのかい?」 驚いた様子でそう言い、ワルキューレの動きをピタリと止めた。 ギーシュもまた、自分がホワイトスネイクと戦わねばならないものと考えていたからだ。 そしてワルキューレを止めたのは、予想外の事態に、ギーシュの生来の小心が「危険だ」と囁いたからである。 しかし、そんなギーシュに対してルイズは、 「そうよ。何を驚いてるの? 御託はいいから、早く仕掛けてきなさいよ、ギーシュ」 さも当然とでも言うような態度で言い放って杖を抜く。 既に、自分に勝算があるかのような態度だ。 「そうか……ならばもう遠慮はするまい! 行け、ワルキューレ!」 ルイズの再三の自分を見下ろした態度で、完全に戦闘体制に入ったギーシュは、すかさずワルキューレに指令を出す。 ワルキューレが、青銅製の重い足を軽やかに持ち上げて一歩を踏み出した。 そしてニ歩目、三歩目と徐々に加速し、ガシャガシャと関節を鳴らしながらルイズの方へ突進する。 ルイズはそれを確認すると、ワルキューレと距離をとるようにしてニ、三歩下がる。 だがその程度では駆け足でルイズに迫るワルキューレとの距離は取れない。 ついに、ルイズとワルキューレとの距離が五歩まで縮まる。 そして四歩、三歩と瞬く間に距離は縮まり、距離が二歩になったところでワルキューレがぐん、と拳を振り上げる。 重いワルキューレの体重を十分に乗せたパンチが、来るッ! それを認識した瞬間、ルイズは横っ飛びにワルキューレの正面から逃れた。 直後、ルイズがいた空間をワルキューレの拳が薙ぐ。 そして体重を十分に乗せたパンチが、逆にワルキューレ自身の重心を崩す。 ぐらり、とワルキューレがよたける。 この瞬間を、ルイズは待っていたッ!! 素早く体制を立て直し、杖をワルキューレへ向ける。 そして短くルーンを唱え、ワルキューレに向けた杖を振り下ろすッ! ドモンッ! ワルキューレの体内で、鈍い共鳴を伴った爆発が巻き起こるッ! ワルキューレの体内は空洞ッ、 そしてその空洞の中に閉じ込められた爆圧はワルキューレの細くくびれた腰周りを風船のように肥大させ、 さらにその胴体につながれた脆弱な間接を、根こそぎッ、もぎ取るッ! バギョアァッ! 金属が引きちぎれる甲高い音とともに、ワルキューレはッ! バラバラに砕け散ったッ!! 自身を支える両足どころか両腕までもを失い、さらに腹を爆圧で膨らませ、 まさしくダルマ同然の姿になって地面に転がるワルキューレ。 自分が目の前の、コモン・マジックさえまともに使えない少女に対して、 絶対の自信をもって送り出したしもべが晒した無様な姿に、ギーシュは声にならない呻き声を上げた。 その様子を横目に、ルイズは表情を崩さずに言う。 「今朝の錬金の授業で……知ったのよ。 わたしが錬金に失敗すると、錬金の対象だったものは、その中心から爆発する。 石ころみたいなのに使えば、まず間違いなく粉みじん、よ。 ま、考えてみれば当然よね。 錬金は、対象の物質を構成するものをまったく別のものに変換する魔法。 だから魔法に失敗して爆発が起きれば、対象の中心から爆発が起きる。 そして今……わたしはあんたのワルキューレの全身を砂に錬金しようとした。 そして魔法は失敗するから……ワルキューレはその中心から爆発する。 つまり……爆発はワルキューレの中心、つまり空洞のお腹から始まる。 さて、どうしたの? 早く次のワルキューレを出しなさいよ。 あんたの精神力なら、まだ六体は出せるはずよ、ギーシュ」 冷静に、自分のしたことを説明して見せるルイズ。 その様子にギャラリーは完全に静まり返る。 あの「ゼロ」が? まさかあんな手段でギーシュのワルキューレを? 誰もが、ルイズのしたことを半信半疑に見ていた。 そして一方、土を付けられた形となったギーシュは、 「くそ……僕を……甘く見るなッ!」 そう言って、手に持った杖を力任せに振るう。 再び杖から花びらが舞い落ち、それぞれがワルキューレへと変化する。 その数六体。 今ギーシュが出せる限界にして最大の数だ。 そしてギーシュはそれら全てを自分の前にずらりと整列させ―― 「君の言うとおり、これが僕が出せるワルキューレの残りの数だ。 そして一体のワルキューレに丸ごと錬金をかけるようなことをしたなら、 時間も精神力も余計にかかってしまうのは僕にだって分かる! 集中力だって多く必要になる! つまり、君はさっき僕のワルキューレを倒したやり方では、この六体を倒すことは出来ない! もう分かるだろう! 今この瞬間で、君の負けだ、ルイズ! 君にはもう、僕のワルキューレに殴り倒される未来しか残っていないぞッ!」 そう、大声で叫んだ。 決闘が始まる以前のカッコつけたギーシュはここにはいない。 今のギーシュには、カッコつける余裕なんて無い。 確かに状況においては、なるほどギーシュがルイズよりかなり優位に立っているだろう。 しかしルイズはギーシュを圧倒していた。 精神の面で、ギーシュを圧倒していた。 そのことがこの圧倒的優位な状況にもかかわらず、ギーシュから余裕を奪い取っていたのだ。 そしてルイズはギーシュの言葉を一通り聞くと、 「そうね……確かに、状況はわたしが圧倒的に不利。 でもそれはわたしが決闘を降りる理由にはならない。 わたしはわたしで決めて、ここにいるのよ。 だからどんなに不利でも、そんなのは関係ない! やれるだけやるまで、杖を落とすまで、杖を折られるまで、わたしは決闘を続けるわッ!」 高々と宣言するかのように、そう言った。 そんなルイズの姿を見て、周囲の生徒達はようやく理解した。 自分たちの目の前にいるルイズは、もう自分たちが知るルイズではない。 何かは分からないが、だが確実に、ルイズは以前より成長している、ということを。 そして、それは相対するギーシュにも感じ取れた。 今まで見下していたものが、いつの間にか自分よりもずっと先にいる。 技術とかの問題ではない。 何か、何かよく分からないものにおいて、ルイズは自分より遥か先にいる。 それが、気に入らなかった。 自分でもそれを認めてしまうのが、なおさら気に入らなかった。 ギーシュはそんな思いを無理やり胸中にしまいこむと、苦し紛れに叫んだ。 「くっ……行けぇッ、ワルキューレ!」 ギーシュの号令とともに、ワルキューレたちが動き出す。 どれか一つが抜け駆けすることも無い、一つの青銅の壁のようにルイズに迫る。 それを見て、ルイズは覚悟を決める。 あれから逃れる手段は、自分には無い。 先ほどワルキューレを破壊したやり方では、あの壁は突破できない。 なら、どうするか。 もう考えていられる時間は幾分も無い。 5秒もしないうちに、ワルキューレたちは自分のところに到達する。 何か、何か手段は―― そうやって必死に策を探すルイズの脚に、何か硬いものがぶつかった。 思わず下に目を向けるルイズ。 そして――閃いた。 あのワルキューレを突破する手段が、起死回生の方策がッ! ルイズはすぐに足元に無数に転がるそれを、思い切り、迫り来るワルキューレの方へ蹴飛ばす。 蹴飛ばされたそれは、迫り来るワルキューレのうちの一体にぶち当たり、跳ね返って地面に転がる。 しかし跳ね返ったとはいえ、それにはいくらかの重量があり、遠くまでは転がらない。 はたしてそれが落ちた場所は、迫り来るワルキューレの正面、すぐ近く。 そしてワルキューレのうち一体がそれを――先ほど破壊されたワルキューレのパーツを跨ごうとした瞬間―― ドッバァァァアアアアン! パーツが、炸裂したッ! 炸裂を引き起こしたのは、ルイズの「錬金」の失敗魔法ッ! 破裂したワルキューレのパーツはまとまった一つの金属。 だからこそ、内側より解放されるその爆発力は、手榴弾さえ上回るッ! そして強烈な爆圧は、パーツを跨いだワルキューレと、その両脇のワルキューレを転倒させ、 さらには地面の土を盛大に巻き上げ大きな土煙を作るッ! 興奮した周囲からわあっ、と歓声が上がる。 それを聞いてギーシュは思わず舌打ちした。 何をそんなに騒ぐんだ。 まだ自分のワルキューレは三体が無傷で動いている! 転倒した三体が起き上がるのには時間がかかるが、 まだ立っている無傷の三体があれば、あっというまにルイズを…… そこまで思ったところで、ギーシュは奇妙なものを感じた。 ワルキューレがルイズを攻撃する音が、まだ聞こえてこない。 ワルキューレは青銅の塊だ。 それで人間を打てば絶対に音がする。 それなのに……その音が聞こえない。 爆発の直前のルイズとワルキューレとの距離を考えれば、もうルイズに到達したはず。 なのに何故ワルキューレは、まだルイズを攻撃していな…… その瞬間だった。 自分の正面、約数歩先。 もうもうと立ち込める土煙からルイズが飛び出し、自分の方へ一直線に駆けて来るのが見えたのは。 ルイズは衣服のところどころを何か鋭いもので切っており、血が滲む場所も少なくない。 その上、土煙を突破してきたため体中泥まみれ。 自分が起こした錬金の爆発に自分から突っ込むことでワルキューレを振り切り、 さらにギーシュの目を誤魔化すために土煙の中を突破した結果だ。 傷の中にはいくらか雑菌が入ったことだろう。 それでも、そんなことはお構い無しと言わんばかりに、こちらに突っ込んでくる。 その姿はあまりにも前向きで、そして、あまりにも誇り高かった。 一直線に土煙を駆け抜け、ギーシュの前まで駆け抜けたルイズは、ギーシュに杖を突きつけ、高らかに宣言する。 「杖を捨てなさい。わたしの、勝ちよ」 さっきの爆発のときよりも、数倍大きな歓声が、巻き起こった。 ルイズが、「ゼロ」と呼ばれて蔑まれたあの少女がギーシュに勝ったのだ。 その事実が周囲の生徒達を、より大きい興奮に包んでいた。 だが――そのとき、ルイズには二つだけ、しかし致命的なミスがあった。 そして一つの不運があった。 一つのミスは三体のワルキューレを土煙の向こう側に残したままだったこと。 もう一つのミスは、ギーシュがまだ杖を持っていたこと。 そして一つの不幸は――周囲から巻き起こる歓声のため、後ろから迫り来る、ワルキューレの足音に気づけなかったこと。 ギーシュは、湧き上がる歓喜を顔に出さないようにするので必死だった。 結局この「ゼロ」は、最後の最後でツメが甘かった。 まだ自分は杖を持っている。 土煙の向こうにいるワルキューレを操ることが出来る。 そしてこの歓声があれば――ルイズにばれることなく、背後からルイズを倒せる! グラモン家の男児たるこの僕が、魔法一つまともに使えない「ゼロ」に、負けるはずなど無かったんだ! そうほくそ笑みながら、三体のワルキューレのうち一体を、土煙の中に隠れるように操作する。 これで周囲からはこのワルキューレの動きは見えない。 そして、土煙の中から、ルイズの方へ突進させるッ! いつもなら、ガシャガシャとうるさい音がするはずのワルキューレの歩みも、この歓声のおかげでそれが聞こえない。 ワルキューレの姿が、土煙の中からでも ルイズには、これを受けきれるだけの体力は残っていないッ! 勝ったッ!! そう、ギーシュが思った瞬間だった。 ズゴンッ! 鈍い音とともに、ルイズのすぐ後ろまで迫っていたワルキューレが吹っ飛ばされたッ! 突然の轟音に、大騒ぎしていた周囲の生徒達が一斉にシン、と静まる。 そして、今更になってギーシュは気づいた。 ルイズに、「そいつ」がいたことを。 「そいつ」は――ホワイトスネイクは、今の音に驚き、振り向いたルイズに向かって、 しかしルイズには背を向け、ワルキューレを吹っ飛ばした方向を見据えながら言った。 「マスター……ココカラハ、私ノ領分ダナ」 To Be Continued...